京都府運転免許試験場 技能試験1回目 |
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2018/11/09 技能試験1回目 練習場で練習して学科を受けて技能予約。 技能試験の予約が入れられたのはその2週間後。 バスを動かす感覚忘れてるだろうけど、ここで実車練習に行くかどうか。 出費も抑えたいし自分の感覚を信じてそのままトライすることに。 検定コースをグーグルマップで印刷。 試験の前日にはそれを片手にメモしながら自分の車で検定コースを試走。 A〜Cコースで走る道がかぶるところはある程度省略しながらで2回ずつほど。 3時間弱。検定の走り方をしながらだとかなり疲れる。MT車で練習したいなーとすごく思う。 帰ったらドライブレコーダーの動画も一応取り出して保存。 動画で速度規制や路端停車させられそうな場所もチェック。 布団に入っても頭の中ぐるぐるあれこれ考えて全然寝付けず本番へ・・・。 これが自分の弱点・・・。 今回の試験は午前中。当日は雨。受付は8:30〜9:00。 到着したら駐車場で時間潰して時間になったら2B窓口へ。 (時間とか予約変更とか窓口とか、どうしたらいいかは受験票に全部書いてくれてます) 試験費用の収入印紙購入。初回は2850円と格安。 「このまま受かったらめちゃ安いやん!」と心の中で少し夢を見る。 名前とか健康ですにチェック入れたり書いて、大型二種受付の5番窓口へ。 この前のちょっとこわもておじさんがいつもと違うエンジ色の制服着てる。え、まさか・・・? 窓口で免許見せて、印紙に割印して受付完了。 もう1人はもう来てて自分が2番目らしい。 9:10分に試験コースの何番の場所へと言われる。 愛想良く「お願いしまーす」と挨拶しておいて時間まで本館の待合室で待機。 時間の10分前切ったら指定された場所へ移動。 もう1人40代くらいの人(Aさん)がいたので、"他のサイトで勉強したように"ご挨拶してみる。 なぜなら、いろいろ聞くためです。 「場内で2回落ちて今回で5回目。場内は見ないで走れるくらい練習しました。」 「安全確認でやられてます〜」とのこと。 そのへんでやっぱりあの窓口の人が来る。今日の試験官っぽい。 適当に説明もらってもう1人が開始。「右バックの方向転換、左侵入鋭角」 自分はバスに乗り込むのか説明もなかったしオロオロ。 言われれば乗ればいいやと思って待機。バスは自分を置いてそのままで場内課題へ。 いくら落ち着いてるフリしても胸がどきどきお腹がそわそわ。 バス戻って来たら名前呼ばれて自分の番に。乗車、降車時ちゃんと確認いるんだなとサンプルに。 バスの前後歩いて目視確認して乗り込み。こんなのは練習でやらされないし初体験。 座った段階で操作確認してみたら、シフトレバーが左上のバックに入らない。 「バック・・・どうやって入れるの?」「そこに書いてあるよ」って言われて。 押さえつけながら左上に入れるらしい。 練習場のバスと違ってフィンガーシフトっていう機械式のシフトも初体験。 スタートしても視点も意識も泳いでるというか。地に足がついてない感じ。 初めての教習コースだし何がどこにあるかも全くわからず不安の連続。 坂道行って坂道発進。もう自分がバスを動かしてることに違和感しかない。 精神的にも2週間のブランク痛かったか・・・。 ガルルルルルっていうエンジン音とか独特の揺れ方とか全てが自分に非日常を味わわせる。 持ち点100で合格は80点以上。減点されるような項目はだいたい1つにつき-10点。 手前で方向転換の説明されてここから採点開始。 スコッとシフト動かしても入らん。ん?ん?ゆっくり動かしたら入った。 バックして内側寄せて行こうとしたら思ったほどタイヤが寄り切らず。 やばい。若干切り遅れ。 いけるだろうけど、今までにない失敗だし焦る。変な汗が出る。 切り遅れた分、左に出るのがきつくなるので早く切らないようにそっちに神経注ぐ。 まだ右前ちょっと余裕あるままなんとか脱出。採点区間終了。 はーーーっ。 同じ場所へ1周してきて隣の鋭角の手前へ。 鋭角前までの入り口(左侵入)が思ってたよりきつくて結構いっぱいいっぱい。また焦る。 普通車と違って、膨らんで曲がっていいとか、ここは線踏んでいいとか謎の教習所内ルールがあるからなぁ。 初めての教習コースで一連のライン取りや位置取りがわかってないし思った以上に気を遣う。 で、鋭角侵入の直前で停止させられて説明を受ける。 試験中は停止時ちゃんとブレーキ踏んでなきゃいけないのもあるし、慣れないペダルと緊張で足がガクガク。 ここからまた採点開始。左侵入鋭角。 ここまできつきつで侵入してきたのが逆に感覚戻すきっかけに。これならいけそう。 左に寄せて入って奥で右にいっぱい切る。 何をしたのかクラッチミスって車体が盛大にガックーン! 謝りつつ正気を保つことに専念する。1度なら減点はないはず。 6点確認してバック。バック・・・バック・・・入りにくい!なんだこのシフト! そこも焦らず全部丁寧にゆっくり操作することに努める。 下がろうとしたら左ミラーが雨の水滴で全然見えない。 タイヤの位置全然見えない。なにこれ。「え〜〜、これ見えない」って言いながら後退。 まだ全然バックしてないけど結構タイヤは縁石に寄ってるように見える。 全然見えてないミラーをじっくり覗き込む。 「あれ、もうちょっと下がれるはず」ってちびちび後退する。 2速に入れて前進しようとしたら「んー、ちょっと待って」って言われ。 窓から何度も後ろ見られ「後ろ触ってるねぇ。見にくいけどしゃーないねぇー」 は・・・?え・・・?頭真っ白。自分がまさかの場内で死亡? リアルにため息吐いた。 鋭角出て右折右折で縦列駐車の場所。後方間隔へ。後ろを50cm以内に停めるやつ。 もうしょうがない。練習場のつもりで出来る限りバスに慣れるように集中する。 縦列には車体半分入ってればいいって説明されるけど、きっちり入れてみた。 目一杯までーーのつもりで寄せたら後ろも1発でOK。 半周して帰着。採点じゃないけど最後の帰着ポイントの路端停車は完全に行きすぎでアウト。 全部終わったら試験官から説明と試験官の独り言。 (教習じゃないから教えてはくれない。アドバイスらしきことは試験官の独り言という設定) 「お客さん乗せてるんだからもうちょっと丁寧さがほしいな。最後もう集中切れてたよね?」 「安全確認は1度しか見てないなら見てるなって思うんだけど、 2回見てると見てないなって思っちゃうんで。」 え・・・?どういうこと?その時は理解できず。 後にわかるけど、確認しすぎも1度でちゃんと見れてないってことで減点される。 安全確認はしすぎなくらいしてればいいだろうと思って高をくくってたけどそれじゃ通用しない。 待ってたAさんに「Aコース(1人用)頑張ってください」と、告げつつがっくし。 路上試験出るまでの時間に 「試験コースは練習場と鋭角の形も少し違うので試験コース練習できる日に練習すると良いですよ」とか 「フィンガーは入れてちょっと待たないと入らないんで〜」とか、シフトのことも教えてくれた。 機械式だしもっとスコスコ入るもんだと思ってた。そういうことね。 バスとか大型の運転手が確認するかのようにプシュッとゆっくりシフトする見覚えある光景に少し納得。 予約入れるのはAさん戻るまで待ってって言われて30分待ちぼうけ。 想定外の現実を眺めつつ試験コース脇で、ぽーーーっ。 そしたら、横にいた渋いイケメンおじさんが 「すみません。横で話し聞かせてもらってたんですけど〜」って話しかけてきた。 なんとも現役のバス運転手さんらしい。 娘さんの学科の付き添いで来てるだとか、自分らの時は毎日のように試験いけたし、 バスも小さかったし、路上試験もないし簡単だったよー、今は難しいんだねーと雑談してくれた。 娘さんが戻ってきておじさんともお別れ。 で、その後ちょっとしてAさん帰着。 「首横に振って。雨で渋滞してるし安全確認増えてやばいです。」と残念な結果。 予約入れに行って次は11日後。 さっきまでの試験官に「研究してきてください」と意味ありげに窓口で言われ。 次回もAさんと同じ日っぽい。 コーヒー牛乳飲みながらため息吐きまくって放心状態で帰った。 <敗因・現状の問題点> ・やっぱり練習からの間が空きすぎ。 ・鋭角は無理しないで良かった。そこまで目一杯寄せる必要がないのに。 練習ではもっと距離下がれたはずっていう忘れかけの感覚を優先してしまった。 ・場に不慣れすぎた。 ・どのみち安全確認で落とされてる 技能試験費用 2850円 |