京都府 飛び込み免許一発試験に挑戦!
大型二種 取得時講習編




大型二種免許 取得時講習編

2019/04/21(日) 取得時講習1日目

大阪の茨木ドライビングスクールへ。合格からほぼ2ヶ月後。
他の京都、滋賀、兵庫の近場の教習所は未定の返事だったのでこの教習所に決定。
4月初めにもギリギリ予定は入れれる感じだったんだけれど、少し仕事の予定があったのでその次開催の日に予約。
片道30km。大阪は車が多いとほんとに怖いので2時間前に出発。
でも早く付きすぎてコンビニで1時間潰してから教習所へ到着。
すっごい大きな教習所でビックリ!生徒もめっちゃ多いし。学校って感じー!
(一応ボールペンくらいは持っていきましょう。周りのみんなは「生徒」なので持ってます。)

受付に行ってこちらへどうぞーって言われたら
「あれっ!?」
お互いびっくりのまさかの知ってる顔が。
自分の試験の8回目と10回目に一緒になって気さくに話してくれた方でした。
まさか同じ時期に受かって大阪で再会するなんて!
10回目にご一緒した後、お互いその次に受かっていたようです。
その方は6回目で合格らしい。 (´・_・`) ぇー
まぁ、タンクローリーやら乗ってたみたいで、けん引まで持ってる人だし・・・?
これで講習の2日間は話せる人と一緒だしコミュ障の自分でも気楽に!!
申込書やら故意に損害与えたら弁償しますの誓約書かされて、講習料払って教室へ。
今日は「応急救護処置講習」を6時間。8400円。

教室に入ったらまさかの8人。え、そんなに合格者いるの?大阪すげー。
と思ったら、これは教習所の生徒は取得時講習じゃなくて「教習内容」として受けてるみたい。
一発試験通ってきたのは自分ら京都人2人と大阪を通ってきた1人の計3人。
平均年齢は40後半以上くらい・・・。普通二種は1人。

取得時講習ってなんなの?って状態で、みんな内容がわからないので詳細を書き残しておきます。

1時間目。今日はこういうこと教えていきますよーっていう説明をされるだけ。動画見たり。

2時間目。教室移動して三角巾(包帯みたいなやつ)の使い方の練習。折り方とか畳み方。
結び方は本結び。失敗してかた結びになってほどくのに四苦八苦する人続出。
みんなで笑いながらわいわいと。教官も気さくでいい感じ。

お昼休憩。自分の車でパン食べてぼーっとして終了。

3時間目。ペア組んで負傷者の手当するための巻き方やらを実践。
いろいろ触るから女の子は女の子同士。もしくは負傷者役を教官がやったりなどなど。

4時間目。継続して4人ペアなんかも。肩に巻いたり頭に巻いたり骨折の当て木なんかも。

5時間目。人工呼吸用の人形並べて人工呼吸。AEDの使い方など。

6時間目。緊急対応や人工呼吸の実践編。
「負傷者発生」「外傷、出血なし」「呼吸なし」「119番お願いします!AEDお願いします!」
「胸骨圧迫30回に人工呼吸2回」
ちゃんと出来てるのかどうなのかデータ計測できるみたいだけど、たまたま機械が調子悪くて計測はなかった。
2人でAEDと手分けしながらやったりして終了。

受付で修了証明書もらって帰宅。





2019/04/22(月) 取得時講習2日目

遅刻するわけにはいかないし通勤時間帯にかぶらないように早く出発。
そしてまた近くのコンビニで1時間待ちぼうけ。
今日は大型旅客車講習。実技もある。
昨日と違って今日は一発試験抜けて来た3人だけみたい。
大阪を抜けてきた人は警察官で普段も大型乗ってるとのこと。5回で合格だそうです。
受付で本日分の講習料18600円払って待機。

1時間目。教官が来てバスへ乗り込み。2ヶ月ぶりだなー。
「見たことやること思ったこと全部を口に出しながら運転して」と言われる。
この時間は教官が運転するのでどんな感じか見ておいてってことで1時間はバスドライブ。
「左右車内良し」「信号赤」「ブレーキ」「左右良し」「信号青」
ってずーーーっと言いながら運転してた。
教官自身の運転っていうのも見れることがないから案外貴重。

2時間目。3人で運転交代しながらそれを実践。
運転してない2人は運転してる人のどこが良かったか悪かったかを箇条書きにしろと。

3時間目。教室でさっきの運転をお互いに話し合う危険予測ディスカッション。
気さくな人が揃ってたから、「他の人の指摘してたら殴り合いになるなー」って言いながら、
あそこが悪かっただのあーだこーだ和気あいあいと。
今まで自分たちは試験通過のための対策や運転をしてきたけど、ここで急に試験官から
「なんで5速に入れへんの?客はエンジンうるさいやん」
「もっと車内確認しないと。車内事故も人はねるのも同じ人身事故やで」って運転手としての指摘をされる。
教官もすごく話しやすい人だったし雑談もできる空気だしいろいろ聞いた。
「京都は検定コースの練習できるから1〜2回で抜けてくるやついるよ」とか。
「大阪で5回やったらまぁまぁちゃう〜?10回ちょっととかが多いかな」とか。
「君ら80点で合格やろ?指導員になる試験は1ミスでもやったらアウトかなー」とか。
「取得時講習3人までやけど3人揃ってることなんかめったにないよ。だいたい1人やで」とか。
茨木は受講1人でもやるから予約入れられるんだね。他の教習所はたぶん飛び込み1人相手にやってない。
ちなみに受講1人だったら6時間ずっととマンツーマン授業らしい。3人で良かった・・・・・。

お昼休憩。

4時間目。シミュレーターでタクシー運転。
グランツーリスモの方がよっぽど出来のいいようなシミュレーターでお遊び。
人が飛び出して来たり、見えにくいとこに誰かいたり、のいじわるなやつ。
曲がる時の動きがおかしすぎてめっちゃ気分悪くなる。
弱い人は1分もたないらしい。しかも受講が1人だとずっとやらされるし余計に。
「気分悪くなってもトイレとか行けへんからねー。部屋から出た途端に無効になるし1日やりなおしやで」
と、受講の規則はかなり厳しいらしい。

5時間目。引き続きシミュレーターで運転。
霧、風、雪、の悪天候シミュレーション。

6時間目。運転の心得と障害者への対応。
「スマホ見て運転してるやつとか、周りが避けてくれてるだけやからね」
「そういう愚者が2人いる時に事故が起こる」
なんで事故が起こるかっていうのを聞かされたあと場内コースへ行って障害者対応。
車椅子乗って車に担ぎ込んだり、担ぎ込まれたり。
他の2人がやってる時、担ぎ込む時に頭思いっきりぶつけてた。
今は笑って済むけどお客さんならえらいことだね・・・。
最後は目隠し渡されてバスへの乗り降りの補助体験。

そして講習修了。お疲れ様!
やるまでは講習なんかぼーっと聞き流して終わりだろうって思ってたけど、
教官がすごく良かったのもあって得られるものの多い心に響く講習でした。
大型旅客車講習修了証明書を貰って、みんなと本当のお別れ。





2019/04/23(火) 免許証交付

合格やら修了やら何度も終わったように安堵を感じてるけれど、ここが本当の終わり。
京都の行き慣れた運転免許試験場へ行って受付。
受付時間は午前と午後の2部あるけど、午前にいくと昼休憩挟むから待ち時間が1時間増える。
持ち物は、合格証、修了証、印鑑、ボールペンでOK。(2番窓口へ)
受付して待合所でぼーっと待ってたら散々顔を合わせてた試験官に「おぅっ!おめでとう!」って声かけられて。
試験官やら窓口のおねーさんやら顔知って知られての人が何人もこんなとこにいるっていうのが違和感しかないよ。
なんか目が合っても会釈するのかしないのかくらいの気まずい感じだし・・・。
受付して1時間して発行手数料(2050円)払ってまた1時間待ち。
学科試験室で念願の「大二」と書かれた免許証をゲット!!
この2文字のための苦労ったら・・・。
免許更新でここに来るたびにこれを思い出す人生になるんだろうなぁ・・・。



取得時講習 旅客車講習18600円 + 応急救護8400円 = 27000円
免許発行手数料 2050円





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