京都府 飛び込み免許一発試験に挑戦!
大型二種 技能試験編11回目(合格編)




京都府運転免許試験場 技能試験11回目(合格編)

2019/03/08(金) 技能試験11回目
前回の試験から1週間後。午前中。
人が増える3月のせいか、今までは閉まってた窓口が来る頃には開いてて若い子がいっぱい並んでる。
どきどきわくわくそわそわ来てる他の人と違って、自分はもう「日課」というか「生活のルーティン」というか。
「ちゃんと記入して並んでくださ〜い」と案内の声掛けしてる人を眺めながら5番窓口で待機して先に受付。
もう何も考えず、予習もせずに来てます。
攻略と対策は出来上がってるし。周りの運次第と割り切って。

開始前に待機場に来たのは、ご一緒するのが3度目の72歳の趣味で来てるおじいちゃん。
10回来て2回くらいしか路上出てない人。これは1人のAコースになるかな・・・。
あれこれ雑談してたら来たのはこわもて試験官。
課題はまた一番多い右バック方向変換、左侵入鋭角。この課題は毎度のことなので一番安心。
場内はもう余裕をもってゆっくり。 雨上がりだし鋭角コースに水たまりができてて見にくいけどそれももう関係ない攻略で。
雨がやんで陽が差してきたせいで距離感がわからなくて後方間隔がやり直しさせられ。
やりなおしても、うーん・・・?少しだけ余分に寄せても距離わからず。
適当にやってもポールにタッチしそうで怖いし断念。
接触してその場で終了になるわけにはいかない。
試験官が距離測りに行ったのを試験官用の後方カメラでチラ見。前々寄れてないし・・・。
メジャー結構伸ばしてるし50cmじゃないな・・・。たぶん減点確定。
発着点に戻ってもう1人と交代したら、鋭角でもたついて止まって前々進まないし、後方間隔では戻ってこない。
あげくの果てに試験官と車降りて後ろ見に行ってるしあれは接触だなぁ・・・。と眺めてたら案の定。

試験官に今までにやった失敗なんかも覚えられてるし再度注意をうながされてAコース路上開始。
試験場前にもバス停まってない。試験場前の狭路も対向車少なく、歩行者もかわしやすい場所で距離とってクリア。
大通りの171号線までも対向車少なく、1度停止して道譲ったくらいで割と楽に走れた。
けどAコースの不安ポイント3つはまだこの後。
長岡京駅ロータリー方面に右折する171号線での高速高架下ブラインド右折の信号は、青だったけど前で市バスが止まってくれた。
(曲がり始めた先に、先に曲がった車両が停止してると自分が曲が切れずにアウトになるので、
 自分が赤信号で先頭か2台目くらいで曲がり始めるのが確実安全でうれしい)
信号青になってスペース確認しながら右折して難所1つクリア。
若干センターラインに右後ろがかぶってるけど、ここなら問題はないはず。
曲がった先で停止した市バスをパスして、自転車もかわしつつ難所2つ目の駅のロータリーへ。
駐車車両は相変わらずいるけど少なめ。若干大回りで入ったけど一番邪魔なところに毎回タクシーが絶対いる。
思ったよりスペースなくて右後ろが歩道に乗りそう。5cmほどしかない。心の中でうわーっ・・・て声がでた。
歩道踏んで脱輪失格はすでに経験してるし、さらにタクシー側に目一杯寄せて意地でも回避。なんとかクリア。
後はそれに比べればスペースはあったしノロノロとロータリー脱出。
路端停車→自転車回避→路端停車と無難に回避して、最後の難所の171号線のブラインド右折再び。
車は多いけど右折レーンは誰もいない!青になってから右折1台目で楽々クリア!
これはもらった!!!!!
信号のタイミングでここまで一喜一憂するのはこれを体験した人しか本当にわからないと思う・・・。
171号線で3回目の路端停車して試験場への狭路へ。
こっちも信号のタイミングが絶妙に都合よく曲がれて未来が見えた。
けど終わるまで落ち着いて冷静にゆっくり処理。

発着点に戻って降りてドキドキの結果判定。
自分ではこれで無理なら誰が取れるねんと思うレベルの理想的な出来だった。
「最初人がいたのハンドルだけで避けようとしたでしょー。まずブレーキだよ〜。」
って、いつもの感じのダメ出しで、まだ人避けろっていうの!?これでも不合格なの!!
他のことならまだしも人の回避のこと言われて受かるわけないので、口半開きの放心状態。
さらに、左に寄せずに左折したとこがあったとダメ出し。
すでに持ち点90点なのに2つダメとかもう無理じゃん・・・。
完全に苦笑いしながら受け答えして。
「はい、合格っ!」
へ!?!?!?!?!?!?!?
ロータリーも曲がり方が悪かったとさらに言われたけど。もういくらでも言ってくれーー。
「合格証出すから電光掲示板のとこで待っといて」とのことで本館に戻って待機。
自分が戻ったからもう1人の72歳おじいちゃんが次の受付してたので顔を出しに行った。
「どうやった!?」「いけました!!!」と握手を交わして、ガラにもなく涙が出ました。
そして今までご一緒させてもらった方々ともお別れですね。頑張ってください。←実はお別れにならない
ウルウルしながら友達にも連絡したりして、おめでとうが返ってきて感無量。
試験官が来て合格証貰って次にやる取得時講習のことを「よく知らんけど」ってすごく適当に教えられて。
合格証の期限は1年。取得時講習修了証も合わせて試験場に持ってくるとその日に免許交付。
「練習場でどれくらい練習したの?」とか「バスにでも乗るの?」とか軽く雑談交わして、ようやく自分の戦いは終了。


やっと生きてる心地がします。


自分の車に乗り込んだら午前11時半。
車動かす前に、友達に「ランチいこかー!」と連絡。
こんな日は何食べてもおいしいに決まってる!

ランチまで時間あったし、とりあえず家に着いたら取得時講習の予約をすることに。
京都市内から近場で行きやすいデルタ四条、山城自動車へアタックするも
まだ3月初めなのに、「5月分になるけど4月に入った後まで未定で予約も無理」の返事ばかり。
講習は都道府県を問わないので、ネットで大型二種を扱ってる近そうな教習所を調べながらアタック。
距離の近い滋賀の月の輪、近江八幡の2件も京都と同じ返答。
しょうがないし車中泊するつもりで同じ京都でも100km離れてる舞鶴、峰山へアタック。さらに同じ返事。
なんなんだこれ!
各学校の教習生の余り枠に入れるか入れないかになるだけみたいで、肩身が狭くたらいまわし状態。
大阪方面は渋滞して移動の時間が読めないから避けたかったけど大阪方面も模索。
(講習時にもバス乗らされるしできれば走りにくそうな大阪で乗りたくない・・・。)
とりあえず3月、4月共に入れる返事をもらえた大阪の茨木ドライビングスクールへ予約。
京都とは人口比率が違う尼崎や大阪(茨木、阪奈)の方が定期的に開催してて入りやすそうな感じでした。
予約したら電話でも「近辺は混むので早い目に来てください」と言われた。
面倒だけど2日間だけのことだし我慢しよう・・・。

そして友達とランチへ。
・・・・・全然おいしくなかった。お店ハズレ! Σ( ̄▽ ̄;


以上、一発試験がどんなものかを身をもって体験した1人の物語でした。
大型二種は厳しい。


<問題点>
・後方間隔が50cm以内に寄せ切れず-10点。
・人はハンドルで避けるより先にブレーキ。
・取得時講習が思った以上に時間かかる。



技能試験費用 7650円
取得時講習 旅客車講習18600円+応急救護8400円=27000円





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